ささやかな親孝行

2006年4月9日

参議院見学
参議院見学

両親、久しぶりの上京

考えると、ずいぶん親不孝したことが思い出されます
経済的に大変な中、兄弟3人、大学に行かせてもらい、私は長男にもかかわらず、東京で就職してしまいました

本当は大分に帰って欲しかったようです

自分たちのことはさておき、必死になって私たちのために働いてくれました

そんな親の苦労を考えず、東京で好き勝手にやっていました

転職を繰り返したり、一銭も無いのに結婚したりと、心配かけることばかり

4年前に、死線をさまような大病から奇跡的に助かった父

厳しい健康状態が続き、私の選挙の時には応援に来れず、悔しい思いをしたようです

母は昨年、35年間続けた食堂を閉めました
体力的にも限界にきていましたので、常連さんに惜しまれつつも閉店せざるを得なかったようです

今まで、旅行らしい旅行をすることができなかった両親を東京に呼びました

人工透析を行わなければならない父の体調に合わせ、時間のやりくりをしながら、行ってみたいと言う所へ連れて行きました

子どものように喜ぶ、少し老いた両親の姿を見るのは、とても嬉しいものでした
昨日、満足した顔で「また来るよ」と言葉を残して、元気に帰省しました
少しは成長した姿を見せることができたかなと思っています

どんなに苦しく厳しい状況にあっても、常に人のために尽くしてきた両親は、私にとって誇りであり、尊敬すべき人生の先輩でもあります

そんな両親にあらためて感謝したいと思います

議員として全力で頑張ることが、これまでの恩返しと考え、区政に取り組んでいきたいと思います