やすらかに眠れ

2009年3月27日

辻誠一君 逝く

「辻が倒れた」と共通の親友から一報が入ったのが5日前のことでした

地域の餅つき大会で倒れ、救急隊が駆けつけたときには既に心停止状態だったとのことです
くも膜下出血でした
蘇生処置によって再び心臓が動き出したが、手の施しようのない状況だったようです

本日やっと時間が取れたので、多摩の病院まで妻と見舞いに行きました

ひと目会えればと思って病院に着くと、なんだか様子がおかしいことに気づきました

そして、私たちが到着する約1時間ほど前に他界したということを知りました

愕然としました
あまりにも突然のことで信じられませんでした

霊安室に横たわる彼の姿を見て、それが現実である事をやっと理解できました
そっと触れた彼の頬には、まだ温もりがありました
涙が溢れてきてしかたがありませんでした

「見舞いのつもりで来たのに・・・なぜ逝った!」と心の中で叫びました

また、残された家族の深い悲しみを思うと・・・

しかし、「主人は、最後の最後まで生きようと戦い続けました」との奥様の言葉に、少しだけ救われた思いがしました

彼と出会ったのは30年前、学生時代でした
共通の友人を介して親しくなりました
互いにバイクに乗っていたこともあり、ツーリングに出かけたりと楽しい青春時代を過ごしました
私と違って、とにかく頭のいい奴でした
確か「将来は物書きになりたい」と言っていたくらい才能に溢れていました

やがてお互い社会人となり、家庭を持ち、それぞれの道を歩み始めると年賀状の付き合いになっていきました

ところが6年前、不思議にも政治の場で巡り会うことに
統一地方選で私は杉並区、彼は多摩市の議員として出会ったのです
更には共通の親友が大分市議に
この不思議な縁に、互いに「なんで、お前が」と笑いながら酒を酌み交わしました

以来、優秀な良きライバルを得て、私も負けじと頑張って来ることができました
年に何度か顔を合わせることができるようになると、政策や議会、将来の構想などを語り合いました

あう度に、彼の知性とバイタリティには圧倒される思いでした
また、身を削るような思いで地域を愛し、政治を変えていこうとする情熱は誰よりも強いものでした
彼のホームページに、その一端が刻まれています

享年49歳 多摩市議会議員

もっと地域を良くしたかったはずです
もっと政治を変えたかったはずです
1人でも多くの人を幸せにしたかったはずです
そして、その結果を創立者に報告したかったはずです

その彼の思いを胸に刻み、新たな挑戦を開始しようと思います
辻誠一君、やすらかに眠ってください