再び大空へ

2009年3月26日

ヘリ視察
ヘリ視察

東京消防庁ヘリ視察

確か4年前、外環道予定地の視察のため国土交通省のヘリコプターに生まれて初めて乗りました
高いところが苦手な私にとっては恐怖の体験でした

もう二度と乗ることは無いだろうと思っていましたが、なんと災害対策特別委員会の視察で再び・・・

杉並区として災害救援所12カ所へ、ヘリサイン(ヘリが着陸するための目印)を設置することになり、東京消防庁のヘリで上空から視察することとなりました
本来なら昨年おこなう予定でしたが、折からの原油高騰でいったん中止されたのですが、燃料費も下がったということで実現する運びとなりました

一応、委員長という立場もあり断るわけにはいきません

と言うわけで、立川にある東京消防庁航空隊の消防ヘリ「ひばり」に搭乗してきました

さすがに2度目なので恐怖を感じることはありませんでしたが、そのかわりに、なんとヘリ酔いをしてしまいました

ヘリで酔うのかと思われるかもしれませんが、ホントの話しです

原因は、自衛隊訓練のために空中待機をさせられたことです

乗り込んで離陸しようとした矢先に待機命令がでました
なんと地上1mくらいのところで約10分ほどホバリング

微妙に縦横に揺れる状態は、船に乗っているのと全く同じ状態です

約40分間の飛行でしたが、胸がムカムカして快適とは言えない状態でした
しかし、せっかくの視察です
杉並上空から、ヘリサイン設置予定箇所や現在表示されている都立高校をしっかりと視察してきました
天気も良く、上空からの景色は最高でした

到着後、航空基地に隣接する、平成16年10月の新潟県中越地震でがれきの下から子どもを救助して有名になった、ハイパーレスキュー隊(東京消防庁消防救助機動部隊)第8方面本部の訓練も視察させていただきました

訓練場には本物の電車が置いてあり、人身事故の際の救助訓練がおこなわれます
また、削岩機を付けた重機車両でがれきの除去をおこなっていたりと、普段目にする消防訓練とは違い、装備や重機など迫力満点でした

各署のレスキュー隊から選抜された隊員は特殊な技能を備え、いかなる場所、状態でも活動できるとのことです

世界中の災害地域で活躍するハイパーレスキュー隊が、日本の誇りであることを改めて実感させられました