台東区へ

2007年8月2日

議会改革検討調査部会視察

杉並区議会では2年前、議会改革を推進するため、「議会改革に関する検討調査部会」を議長のもとに超党派で発足させ、これまでに費用弁償廃止等、重要な改革を実現させてきました

部会も3期目に入りましたが、私も前期に引き続きメンバーの一員として、また副部会長という責務をいただき改革の推進に携わっています

さて、本日は、現在検討中のテーマである、土日夜間議会の開催について、その有効性、運営方法等を平成12年度より土曜議会を実施している台東区へおじゃまして伺ってきました

開かれた議会構築の一環として、これまで平日の昼間にしか開催してこなかった議会をより多くの区民のみなさんが傍聴していただけるための試みです

台東区議会事務局の方々と有意義な意見交換ができ、少なからずとも収穫はあったと思います

ただ、高齢化率がトップクラスであり、住宅街がほとんど無く、個人商店等の零細企業を中心とした街です

議会も議員の平均年齢が55.4歳(杉並49.5歳)、女性議員が32名中4名(杉並48名中16名)だけと、同じ23区でもこれほどまでに違うのかということも実感しました

一昔前の議会の感は拭えませんが、平成12年に議会改革推進協議会を設置し、全国でも例のほとんど無かった土曜議会を実現したことに、正直驚きました

今回の参議院選でもはっきりしたように、政治改革を進めなければ国民から見放され、やがては衰退していくであろうという厳しい現実を地方議会でも重く受け止め、しっかりとした議会改革をおこなっていかなければと思います