命をまもる

2009年12月8日

救急情報キット
救急情報キット

救急医療情報キット

第3回定例会で、安全安心の分野での提案として、港区で実施されている「救急医療情報キット」の導入を提案しました

「救急医療情報キット」とは言っても、至ってシンプルなものです

円筒形のプラスチックのボトルの中に、個人の医療情報、薬事情報、診察券のコピー、緊急連絡先、個人の写真等を入れておいて、どの家庭にもある冷蔵庫にしまっておくだけという簡単なものです

どういった時に効果を発揮するかというと、自宅で倒れたりした時、救急車で救急隊が駆けつけますが、その時に冷蔵庫にあるこの医療情報などによって、素早い処置が可能となると言うわけです

元々、アメリカで考案されたものですが、全国に先駆けて港区が導入しました

このシステムのミソは、どの家庭にもある冷蔵庫に入れておくと言うことです

冷蔵庫に入っているかどうかの目印として、写真にあるシールを冷蔵庫ドアの表とと玄関の扉の裏に貼っておきます

救急隊員が駆けつけ、まずシールを確認し、貼ってあれば冷蔵庫を開けて救急情報キットの中の情報を見ます
そこで処置の判断や親族等への連絡ができるというのもです

港区では消防署と連携をしてこのシステムを導入したようです

救急の場合だけでなく、災害弱者支援、つまり災害時に高齢者や障害者、持病を持つ方などを非難させるときにも活用してはどうか、また単身の高齢者や障害者のみならず、高齢者や障害者のいる家庭、独り親家庭など、家族がいても昼間仕事等で独りになる状態がある家庭などにも対象を拡大して実施してはと提案しました

プラスチックのボトルは1本170円弱と、非常に安価である割には効果が期待できることから、行政としても前向きに検討していくとの約束を取り付けることができました

ちなみにシールのブルーのマークはスター・オブ・ライフ (Star of life) と言います

「アスクレピオスの杖(ギリシア神話に登場する名医アスクレピオスの持っていたヘビの巻きついた杖)」を中心に青い六本の柱が突出したデザインで、元々はアメリカ合衆国運輸省幹線道路交通安全局(NHTSA)により、赤十字との類似を避けてデザインされたマークです

人命救助に関わる職場で活躍する人々の守り神として、アメリカを中心とした世界中で救急医療のシンボルマークになっています

小さなことですが、これで高齢者や障害者をもつ方の安全安心が少しでも守れたらと思います