恐れていたことが

2007年7月31日

7/29浸水地域(荻窪)
7/29浸水地域(荻窪)

浸水被害発生

「天災は忘れた頃にやって来る」という言葉がありますが、「忘れた頃」ではなく「休みの日に」と言い換えたくなるくらい、休日に水害が発生します

3年前の9月4日も休日でした、しかも杉並区あげての震災訓練を実施した日
今回も、日曜日で参院選投票日に集中豪雨が杉並を襲い、善福寺川沿いに浸水被害をもたらせました

前回以上に短時間で善福寺川が溢水し、下水が逆流して荻窪地域を汚水で埋め尽くしました

深いところで股下近くまで浸水し、床下浸水の家屋被害も発生しました

豪雨の中、川沿いの皆さんから次々に連絡をいただき、現場に駆けつけました
異臭を放つ汚水が、いつもの街の風景を一変させていました

豪雨のたびに足を運んでいることから、地域の住民の方にも顔を覚えていただきましたが、「いったいいつになったら、被害は無くなるのか!」「杉並区は、何をやっているんだ!」と厳しい言葉と「いつも心配して駆けつけてくれてありがとう」との感謝の言葉を交互に戴きながら、被災地域を回りました

杉並区でできることをその場で役所に繋げながら、行政の力の限界に対するむなしさを感じていました

度々繰り返される浸水被害に、住民の方々は我慢の限界にきています
何としても都と国を動かすしかないと改めて決意しました