重い課題

2007年7月4日

申し入れ
申し入れ

税・保険料の負担増に伴う緊急の申し入れ

魔のペイディと言われた6月の給料日
前後して、区役所へ苦情と問い合わせが殺到しました

税源移譲として住民税が一律10%となったことと、定率減税の完全廃止が重なったこと
また、公的年金控除の縮減と老齢者控除の激変緩和措置が終了したこと
こうした、負担感をもろに感じることが、いっぺんに押し寄せてきたわけですから大騒ぎとなりました

私のところへも、連日苦情と問い合わせをいただいている状況です

さらに、国民健康保険料は住民税を算定基準にしていることから、いかに激変緩和措置をおこなおうと、増額は免れません

こうしたことから、私たち杉並区議会公明党は、区民の皆さまの負担感を取り除こうと、区へ緊急申し入れをおこないました

1. 国民健康保険料の算定方法を、住民税基準の算出から、所得全体を基準とした算出に改めること
2. 介護保険料の算定段階を、現在の7段階よりも更に累進性を持たせること
3. 今回の税制改正に伴い著しく生活が困窮する者に対して、住民税や各種保険料の減免・軽減・猶予等の措置を検討すること

さらに、都や国へも負担軽減へ向けて、働きかけをおこなって参ります

年金問題や防衛相問題発言等々、与党地方議員にとって参院選は針の筵状態ですが、いかなる状態であろうと、逃げずに、しっかりと説明責任を果たすことが議員の使命であると考えます

ただ、我が党の国民のための政策実績が、なかなか評価されないのは少々辛いですね
今国会で成立させた「ドクターヘリ法」なんて、実はすごいことなんですけどね