2回目は(^^)

2003年12月12日

第4回定例議会での一般質問

11月25日から約2週間の会期で、議会が開かれました

今回の一般質問は2回目ということもあって、それほど緊張もせず行えました
前回は、あまりの緊張感から周りの状況は全く意識に無く、ひたすら原稿を読んだ記憶しかありませんでしたが、その時に比べれば傍聴席まで視線を送るくらいのゆとりができたかな、と言う感じです

質問内容は、地域情報化と善福寺川沿いの浸水被害についておこないました
実は地域情報化については、当選直後より考えていたことで、9月の決算特別委員会でジャブを打ったつもりだったのですが、既に区でも検討に入っていたことが判り、機を得た質問となった訳です

しかし、地域情報化と言っても、あまりに広範であり、区としても緒についたばかりのため、それほど専門的な質問ができなかったのが残念ですが、区長を始め各理事者の答弁は、十分満足とは行かないまでも前向きなものであったので、今後の取り組みが楽しみです

・・・・・ただ、どうもすっきりしないんですね(-_-)

なぜならば、事前に質問通告をして答弁内容を調整するというセレモニー化した一般質問に対し、「こんなのでいいの?」と首をひねってしまいたくなるからです

全国的には事前通告無しで、一問一答形式のガチンコ勝負の一般質をやっている議会が増えているそうです

それなら、お互い緊張感があって議会らしくなると思うのですが

条例提案の一つもできない議会では、それ以前の話なのかもしれません
ある友人から「杉並区は区長はすごいね」と言われて、嬉しいやら情け無いやら
区議選の投票率の低さは、区民のみなさんの議会に対する、期待の低さの現れの一つと考えます

議会改革も私の取り組むべき大きな課題の一つです
カベは厚くとも、いつか必ず!

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一般質問の内容を掲載させて頂きます

第4回定例議会 一般質問

杉並区議会公明党の一員として、区として取り組むべきであると思われる課題と区民の皆さまから寄せられた、地域の問題について質問させて頂きたいと思いますが、理事者の皆さまの明快なる答弁を宜しくお願い致します

内容は、
1番目に地域情報化について
2番目に善福寺川沿いの水害対策について質問させて頂きます

初めに、地域情報化について質問させて頂きます
先の決算特別委員会で、取り組みをお伺いしたところ、IT推進課より杉並区地域ポータルサイト懇談会を発足させるとのご答弁を頂きました

10月10日に第1回目の懇談会が行われたことは、区のホームページにも掲載されました
メンバーの顔ぶれは須藤東京大学教授をはじめ区内在住のそうそうたる方々が名を連ねていますが、官民学の理想的な人選であろうと思います

第1回目の議事録を拝見させて頂きましたが、作る側、利用する側の立場での活発な討論が行われた様子が伺えます

開会に先立って行われた山田区長のあいさつの中に、「区民のみなさんと区民以外の多くの方に地域情報の集積と玄関として、利用することが楽しめるものにしていきたい」との趣旨のお話しがありました

また、平行しておこなわれたアンケートにおける、地域ポータルサイトへの興味と期待の大きさには、その役割の重要性を改めて認識させられました

政府がe-Japan構想を打ち出しましたが、それを受けて全国の自治体で地域の情報化が加速度的に進んでいます。

インターネットという新しいコミュニケーションツールの爆発的な普及と、社会全体のITの基盤整備がすすんだことで、今度はその基盤の上に自治とまちづくりをどう築いていくのかという基礎的自治体としての個性と能力が問われています。

杉並区としても情報化基本方針の中に、まちづくりの一環として地域情報化の推進を掲げ、情報化アクションプランにおいて地域ポータルサイト構築支援を打ち出しました。

区内でもNPOをはじめ区民自らのまちづくりへの取組みも活発化し始めています。こうした活動の中で、難しいことの一つが区民、行政、企業、そしてNPO・ボランティアなどが連携を取ることだといわれています。

先の決算特別委員会での中で、区内から発信されている様々な情報、つまり多くのホームページは区の財産であると申し上げました。
その活用こそが地域の再生・活性化に繋がっていくと考えます

そういう意味において、地域ポータルサイトの必要性は不可欠と認識していますが、杉並区の地域ポータルサイト構築に当たっての基本的な考え方をお伺い致します

また、これまで多くの自治体での地域情報化の推進は行政主導で行われてきましたが、杉並区として地域ポータルサイトをどのような枠組みで構築していくのか、また運用の仕方、地域の人材をどのように活用していくのかも含めてお伺い致します

各自治体の発信するポータルサイトを見てみると、その自治体の独自性をいかに表現するかが、サイトの面白味を左右させています

これから構築する地域ポータルサイトも、ユーザーのニーズを満足させ、区民の皆さまがパソコンでインターネットを立ち上げた時に現れる画面が、杉並区のポータルサイトであるか、もしくは、ブラウザのお気に入りの一番に登録されるものであって欲しいと思いますが、区としては地域ポータルサイトのコンテンツとして、どのようなものを考えているのか、お伺い致します

地域情報化について、違う角度から、もう少し具体的な内容を提案させて頂きます。

リットシティをうたい文句に、先進的な電子自治体構築に取り組んでいる岡山市で、行政の強力なバックアップのもと電子町内会として、各町会がそれぞれ独自のホームページを立ち上げて運営するという画期的な取り組みをおこなっています

地域の再生、活性化を考えるとき、自治会の役割は非常に大きいと考えられますが、区内で実際自治会に参加している方々の多くは高齢化が進み、運営そのものが難しくなっているのが現状です

また、サラリーマン世帯にとって、地元の学校にでも子供が通わない限り、地域内でのコミュニケーションをとることは難しいのも現実です
私も会社員時代に経験がありますが、マンション暮らしで、家には寝に帰って来るだけの毎日では、地域との接点の持ちようがありませんでした

しかし、時間的制約、場所的制約がなければ、自治会に参加しようと思っている方も少なからずいると考えます

それを実現可能にすることができるのが、地域情報化であり、そのツールとして24時間、基本的に何処にいても使える携帯電話・パソコンを多くの方が持っているということです。

電子町内会に登録することで、電子掲示板、電子回覧板、電子会議室等を利用することができ、地域の情報を知ると共にコミュニケーションをはかることが可能となります

つまり、制約の多いサラリーマンでも町内会参加が可能となるわけです
電子町内会の構築にはサポート体制を含め、多くの課題があります。しかし、地域情報化によって町内会の活動が促進でき、地域の活性化を図ることができると考えますが、ご所見を伺います

また、地域情報化は進みゆく高齢化社会を支える仕組みの一つと考えます。
地域に根ざした商店会の特性を生かし、宅配などを行う地元の商店会と町内会がネットワークを組むことにより、商店会の活性化と高齢者社会への対応が可能となると考えますが、ご所見を伺います

最近、区内で区民の安心と安全を脅かす事件が発生しました

中学生の娘を持つ親として、身近に起こったこの事件には大きな不安を感じるとともに、弱者をねらった卑劣な犯行に腹の底から怒りを感じています
そこで、地域情報化の一端として、学校情報ネットワークを提案致します

具体的には、保護者の携帯電話及びパソコンに、リアルタイムな警察の防犯情報や学校の情報を送るというものです
今回の事件もそうですが、地域で発生した事件・事故について、私達が性格な情報を知り得ることに、あまりに時間がかかりすぎています。

事は、子供達の安全の問題であります。保護者の目の届かない所での安全の確保は難しいが故に、情報が欲しいのであります

PTAの電話網だけでは限界があります
子供達が持ち帰るプリントも目にするのも夜になりますし、中にはプリントを見せないお子さんもいらっしゃるようです

夫婦共働きや母子家庭の場合、参観日に学校にも行けない保護者の方もいらっしゃいますので、学校の様子がキチンと伝わらない場合があります

そうした保護者の方のためにも、何時でも何処にいても、防犯情報だけでなく、学校からのお知らせ等の情報を提供できるネットワークにより、子供達に関する状況を知らせることが必要と考えます。

また、情報伝達の迅速化は、被害拡大をくい止める有効な手段の一つと考えます。

実現していく上で、システムの構築等、様々な問題があることも承知していますが、なにより子供達を警察・学校・保護者が一体となって犯罪から守ることの一助となればとおもいます。区としてのご所見をお伺いします。

次に、善福寺川沿いの水害対策についてお伺いします

さる10月13日午後、1時間に60mmを越える雨量の集中豪雨がありました

その尋常ではない雨足に、嫌な予感をおぼえ、荻窪2丁目付近の善福寺川沿いへ駆けつけました。
案の定、悪い予感は的中していました。

善福寺川は今にも溢れんばかりの水位であり、太田黒公園方面から春日橋を渡って、左折したとたん、信じられない光景がそこにありました。

道路を完全に覆い尽くした水は、住宅の庭の中まで入り込み、ペットボトルや、プラスチックでできた段差解消のためのブロックが、プカプカと浮いていたのです。

車を乗り入れて見ましたが、その水位は40センチを越え進むことができません、しかたなく車を降り、水の中へ入っていきました。

深いところでは、水位は50センチを超え、周辺では床上まで浸水した住宅もあり、周辺住民の方から「何とかして欲しい」と切実に訴えられました。

これだけでも大変な問題なのですが、更に深刻なことは、溢れた水は雨水だけでは無く、善福寺川の水位の上昇で行き場を失って溢れ出た、汚水なのです。

薄汚れた色をし、溶け損なったトイレットペーパーが浮遊する水は、異臭を発し、公園や住宅の敷地内へ入り込んでいるのです。そればかりではありません、あるお宅では、逆流した汚水がトイレの便器や浴槽から溢れ出していました。

その光景は、大都会のど真ん中での出来事とは、信じがたいものがありました。

以前は、神田川沿いでも大変な被害が発生しておりましたが、治水対策としておこなった、環状七号線地下調節池の完成とともに、ほぼ問題が無い状態になったと伺っています。

しかし容量の問題から、環状七号線地下調節池につなげられていない善福寺川沿いでは、集中豪雨のおり、未だにこのような浸水被害がでているのです。

特に、松見橋付近の荻窪2丁目・四丁目周辺では6月25日の集中豪雨でも浸水被害がでており、周辺住民の方より行政に対する、不信と怒りの声があがっています。

平成11年7月21日の被害の折りに、地域の方から水害対策の要望が出ておりましたが、有効な手だての無いまま、現在に至っております。

都市型水害と言われていますが、東京のど真ん中で汚水が溢れ出る浸水被害について、その原因と仕組みをお示し願います。

また、河川及び下水道が東京都の管理であることは、十分承知していますが、杉並区として区民の安全を守る立場から、このような浸水被害を無くすための、今後の取り組みと方向性についてお伺い致しまして、質問を終わらせて頂きます。