善福寺川上流域水害対策
水害被害に悩まされ続けている、善福寺川上流域にいよいよ貯留池が建設されることが決定されました
集中豪雨の度に浸水被害が発生し続けた地域に住む方にとっては、悲願の水害対策施設です
特に4年前の浸水被害は、都市型水害の典型とも言える災害でした
2000戸以上の家が浸水被害に遭うという大変なものでした
都も被害規模の大きさから、激甚災害特別事業として善福寺川の河川改修に着手し、下流域から進めてきました
これまで議会で、この件について何度も取り上げるとともに、松葉都議会議員と東京都への働きかけをおこなってきましたが、都もいよいよ本腰を入れて上流部の浸水被害対策に乗り出してくることになったわけです
そして、ついに計画決定され、来年から予算化される方向になりました
規模は約3万5千立方メートルと、予想よりも大規模な施設となりそうで、場所は善福寺川緑地内を利用するとのことです
長年この問題に関わってきた私にとって、大変喜ばしいことですが、何よりも善福寺川沿いで浸水被害に悩まされ続けた方々にとっては、少しは安堵できることだと思います
ただ、時間100ミリを超える雨量での効果は、正直、未知数であると考えます
更に上流部にも貯留池の設置が必要であり、1日も早い河川拡張工事が望まれます
今後も、引き続きこの問題には取り組んでいこうと思っています