環七地下
環状七号線地下調節池視察
とにかく驚きました
21日に森田都議、藤原区議、横山区議、まつば都女性局次長、神田川取水施設付近の町会のみなさん、そして党員のみなさんと、環状七号線地下調節池の視察をおこなってきました
話には聞いていましたが、実際に見てみると、その規模の大きさに圧倒されました
地下50Mの深さへ工事用の簡易エレベーターで降りていくのですが、高いところの苦手な私には少々辛い経験でした
坑道の底に広がる風景は、まるで地下都市のようでした
東京都は過去何度も浸水被害が出た神田川、善福寺川で、豪雨によって増水した水を一時貯水池に貯めて被害を防ぐため、環七地下に約54万立方メートルの
貯水池を建設中です
現在、一期工事として距離にして2kmのトンネルで、約20万立方メートルの水量を貯めることが出来る貯水池が完成しています
残りの2.5km、容量約24万立方メートル分は二期工事中です
今のところ、神田川のみ繋げていますが、平成5年の台風11号による浸水家屋が3117戸であったのに対し、貯水池完成後の本年、もっとも大きな被害をもたらした22号台風では7戸に激減したとのことです
すべて工事が完成し、善福寺川も繋がった場合、豪雨のたびに駆けつけている、荻窪2丁目4丁目付近の被害も減少するでしょうとのことでした
異常気象で豪雨の頻度が高くなり、これまでの河川対策ではとても対応しきれなくなった現代、国政、都政、区政が連携をとりながら総合的な取り組みをしていくことが重要なことと考えます
一日もはやく水害のない街を実現したいものです