大根＿笑顔

和田中学校「夜スペ」

学校再編構想が一時凍結され、ホッとしていたのですが、学校で私塾の講師が教えるという「夜スペ」問題が勃発

所管の文教委員会を開くこととなった訳ですが、案の定、与野党から様々な意見質問が飛び交いました

側面だけで無責任な意見も多い中、各委員の様々な角度での質疑、また教育委員会の答弁において、この問題の本質をある程度明らかにできたと思います

立場上、個人的な見解はあまり申し上げられませんが、とかく大人の論理で複雑化してしてしまう教育行政
何度も申し上げるようですが、まず、子どもたちにとって一番大事なことは何かという観点から考えていくべきです

そのためにも偏頗な固定観念や価値観だけで論ずるのではなく、まず教育現場に出向き、自分の目で見て、聞いて、直に感じることが何より重要だと思います

現在、２児の父親として、小中学校のおやじの会として、また陸上部のコーチとして、学校現場にどっぷりと入っていますが、的外れな薄っぺらい議論を聞くにつけ無性に腹が立ってきます

頭が良いとか悪いとか、スポーツができるとかできないとかも大事かもしれませんが、なによりも「生きていく力」をどう培っていくかがもっとも大事だと考えます

その力をある子は勉強で見つけ、ある子はスポーツで見つけ、ある子は友人で見つけ、またある子は先生で見つける
私たち大人は、そのきっかけをどれだけ多く作ってあげることではないでしょうか

「夜スペ」の議論を機に、より良い方向へ教育改革が進むことを祈りつつ、自分の立場でできることにしっかりと取り組んでいきたいと思います