先日、青梅街道沿いの杉並清掃事務所前が立ち入り禁止状態になっているところへ遭遇しました。
解除後、所内に入ると後部パッカー部分が焼け焦げたゴミ収集車と、中から引きずり出されたゴミの山がありました。
所員に話しを聞くと、未処理のスプレー缶に引火し車両火災になったとのこと。
確かに、並べたスプレー缶の1本が黒く焦げた状態でした。
幸い職員のケガ人もなく、到着時の火災でしたが、走行中など状況によっては惨事になる恐れもありました。
年に何件か、こうした車両火災が発生しているとのことですが、原因は未処理のスプレー缶と100円ライターだそうです。
火災の状態にもよりますが、スプレー缶1本、100円ライター1個で約800万円のゴミ収集車が使い物にならなくなります。
ゴミの分別処理は、一人ひとりのモラルに任せるしかありませんが、可燃ゴミの中から探し出され、並べられたスプレー缶は、自分一人、1本くらいはとの無責任な気持ちの現れだと思います。
たかがゴミでは済まな事をもっと周知していく必要があります。