本日、議会理事会、議会運営委員会が開かれ、20日の臨時議会の議案内容が示されました。
感染者が増え続ける中、コロナ対策関連事業の補正予算を組み、医療崩壊を回避し地域医療を守るため杉並区独自の取り組みを行います。
具体的には、協力4病院の発熱外来の拡充、入院患者病床の増床、病院経営の安定確保の支援等を中心とした予算組みとなります。
午後からは区長記者会見が行われ、杉並区医師会会長 区内協力3病院の院長同席のもと、医療現場の現状や感染拡大に対応するための各病院のこれからの取り組み、区の対策事業の補正予算案について詳細な説明が行われました。
席上、田中区長は「感染拡大のスピードに追いついていけない状況になりつつある医療現場を国や都の施策を待つような平時の発想ではなく、有事として対処するためにも区として先手を打って行かなければならない。」、「病院がコロナの戦いに頑張れば頑張るほど病院経営が厳しくなる。安心して戦えるよう命の戦いに資金を投入する。」と決意を述べました。
先行して、4月8日より杉並区医師会から協力病院の発熱外来へ医師派遣を始めています。
まずは喫緊の課題である医療現場の安定の確保とともに、生活支援、事業支援への取り組みも早急に進めて行かなければなりません。
記者会見の詳細は明日、杉並区公式ホームページに記者会見の動画がアップされますのでご覧下さい。