震災避難所へ
郡山市にあるイベントホール「ビックパレットふくしま」内にある、被災した家族が住んでいた福島県富岡町の避難所へ支援物資を届けに行ってきました
福島県富岡町は福島第2原発を抱え、事故を起こした第1原発から僅か5キロほどに位置する町です
地震と津波、そして原発事故によって住み慣れた町を離れ、1万6千人の町民は約20カ所の避難所と全国各地で不自由な生活をおくっています
震災直後の大変厳しい状況の中、避難所にいる家族を捜しに現地に入りました
当初の避難所は、氷点下の山間地にある体育館で毛布にくるまって寒さをしのぎ、食料は冷たいおにぎりを1日2個、電話も携帯もつながらず、ガソリンも底をついている状態でした
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運んできた400人分の非常食と水は僅か1食分、それでも町長をはじめ避難所の方に大変喜ばれました
復興支援の約束をして、後ろ髪を引かれる思いで避難所を後にし東京へ戻ってきました
その後、避難所が郡山へ移り役場機能を復旧させるとの話しが伝わってきました
早速、役場の職員の方と連絡を取り必要な物を伺ったところ、事務用品が不足していること、また各避難所との連携をとるためのパソコンとプリンターが欲しいとのこと
そこで、日頃から懇意にさせていただいている地元、阿佐谷パールセンター商店街に事務用品の支援をお願いしたところ、すぐに理事長が動いていただき10万円分のファイリング用品を現地に送ってくれました
パソコンは、地元企業の社長に相談したところ、奥様の実家も被災地のいわき市ということで「喜んで応援させてもらいます」と、中古のノートパソコンを20台用意していただくことに
また、地元の阿佐谷すずらん商店街や区民サークルの方々の真心でプリンターを購入
選挙期間中ということもあり動きが取れずにいましたが、先日、ようやく支援物品を車に積んで現地に届けることができました
役場の職員の方から「これで避難所との連携がとれます、大事に使わせていただきます、本当にありがとうございます」と喜んでいただけました
被災地によっては救援から、復旧・復興支援へと変わってきました
まだまだ被災地のニーズに対応した、きめ細やかな支援が難しい現状ですが、誰かが、どこかが窓口となって行っていくしかないと思います
被災地の一日も早い復興を祈り、これからも多くの皆さまと協力して、できる限りの支援のお手伝いを続けていきたいと思います
ご協力いただきました、阿佐谷パールセンター商店街(阿佐谷商店街振興組合 中村理事長)様、阿佐谷すずらん商店街(榎本理事長)様、杉商連 筒井副会長様、和泉ビジネスマシン株式会社(海治社長)様、西荻パソコンクラブ一同様、フラダンスサークル「フアプアロケ」一同様、真心のご支援、心より感謝申し上げます
ありがとうございました[/fusion_builder_column][/fusion_builder_row][/fusion_builder_container]