富士山
W杯 日本VSブラジル戦
朝4時という、とんでもなく中途半端な時間に合わせ、一度寝るべきか、起きているか悩みましたが、結局、パソコンで資料をテコテコ作りながら、朝を迎えてしまいました
万分の一でも可能性があるなら、奇跡を起こして欲しいと願ったのは、私だけではないはずです
次元の違うサッカーで、津波のように押し寄せるブラジルのゴールラッシュを体を張って食い止める川口選手に思わず拍手をし、玉田選手が先制ゴールを叩き込んだ時には、早朝ということを忘れ、叫んでしまいました
で、後は試合終了まで、ため息の連続でした
1次予選敗退となってしまいましたが、ジーコ監督のもと、4年間戦い続け、アジア予選を突破し、少しの間ですが夢を与えてくれた全日本チームに拍手を贈りたいと思います
様々なスポーツにおいて、日本でも世界で互角に戦える選手が数多く出てくるようになりました
バブルがはじけ、閉塞感が漂う国内で、唯一明るい話題を振りまいてくれたのが、世界で活躍する選手たちでした
しかし、日本では世界に通用する選手が育っていくには、まだまだ環境が整っているとは思えません
一流のアスリートを育てるには、早いうちから能力を見つけ、磨き上げていかなければならないと言われます
私が関わっている、中学校の部活動に象徴されるように、一番大事な時期に、指導者不足や練習場所の不足という、素質を伸ばすことのできない問題が横たわっています
東京都と福岡市が2016年のオリンピック招致に乗り出すようですが、場所の誘致だけではなく、オリンピック選手育成のためにも、国内スポーツの底上に、ぜひ力を入れて欲しいものです
そして、多くの選手が、海外の一流選手と互角に戦ってメダルをとる姿を見てみたいと思いませんか?