すぎなみ丸ごとWi-Fi化
情報化の流れは本当に速いですね
1年前まで、まともに使えるスマートフォンはiPhoneくらいでしたが、今では各携帯会社が一斉にスマートフォンにシフトしています
大容量のデータ送信が行われることにより、携帯各社の3G回線がパンク寸前となっています
データ通信の使用料が定額制から従量制に変わってしまうのではという危惧も現実的なものとなってきました
この回線容量の負荷軽減のため携帯各社は競うように公衆無線LAN設置を進めていますが、回線容量を補完できるところまでには至っていません
杉並区の新しいインフラとしてWi-Fi化を導入するよう提案し進めてきました
昨年末より、ソフトバンク、そしてKDDIと提携し、公共施設への公衆無線LAN設置が実施される事となりました
東日本大震災で導入が遅れましたが、9月1日より区広報にてリリースされました
区内公共施設の第一弾として、区役所本庁舎、各区民センター、中央図書館をはじめとする各地域図書館
合わせて23カ所に公衆無線LANを設置し、Wi-Fi機器が利用できるようになりました
詳細は下の区のホームページを参照にしてください
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/news/news.asp?news=12337
図書館では、公衆無線LAN導入に伴い、これまで規制されていたパソコンの持ち込みができるようになりましたので下記の一覧表をご覧ください
ただし、レイアウト等の関係から利用形態が異なっていますのでご注意ください
パソコンの利用については、これまで、多くの方にご要望をいただいていましたので嬉しい限りです
今後は更に利用しやすく環境整備をおこなっていきます
図書館については、今後も電子化を進めていかなければならない時代に入ってきましたが、一方、文字活字文化の継承拠点としても整備していかなければと考えています
まるごとWi-Fi化推進で困ったことがひとつ
いまだ、様々な要因で商店街への導入が進んでいません
地域活性化の一助といていくには、広域的なWi-Fi化は必須用件です
各事業者と調整を進め、地域のみなさまのご要望に応えるべく、一日も早く実現させていきたいと思います
さて、ライフワークとして取り組んでいる地域情報化は、利便性のみを求めていては必ず失敗するか、情報格差等の負の副産物を生み出してしまう恐れがあります
ですから、慎重に、しかし迅速にと進めていきたいと思います