本年も感染対策を講じて「3.11忘れない」が開催されました。
杉並区は今なお、災害時相互援助協定を結ぶ被災地南相馬市へ、職員(6名)派遣を続けています。以前、田中区長に、いつまで派遣するのかと質問した際、「復興を見届けるまで」との答えでした。本当に嬉しく誇りに思いました。
今回講演された、岩手県陸前高田市の避難所運営アドバイザーで防災士の佐藤一男氏から、発災当時の様子、復興の進捗、被災者の声、防災の備えなどに関する講演がありました。「次の被災者にならないで」との訴えは心に響きました。
コロナ禍の中、東日本大震災から10年、被災し避難生活をおくる家族と関わりながら、この節目の年を迎えました。毎年、この日を迎えるたびに福島の被災地の光景を思い出します。震災は必ず起きます。その時、大切な人を家族を守ることが出来るのか。まずは意識の風化を防ぐこと、ですね。