見事なできばえ!

2003年2月16日

“御殿まり”って?

先日、阿佐谷地域区民センターで催された『春まつり』へおじゃましてきました。
当日は餅つき大会をはじめ、様々な楽しい催しがおこなわれました。

展示コーナーでは、お誘いいただいた佐藤タツ子さんが所属されている「御殿まりの会」(講師 榛葉タヱ子さん)の作品を拝見させていただきました。
日本古来の優美さと可愛らしさを備えた「まり」は、すばらしい!の一言です。
作られるときの苦労話などを伺いながら、短い時間でしたが心休まるひとときを過ごすことができました。
お招きありがとうございました。

現代の日本では、商業主義が優先され文化が根付きにくいとされてきました。また、伝統的なものなどは継承者が少なくなり、危ぶまれています。それではいけないと公明党は、「文化芸術立国・日本の建設」を合言葉に、文化芸術振興に向けて取り組んでまいりました。
区政においても、草の根的な活動を支援し、文化振興をすすめることは大切なことと思っています。

ゆたかな、ゆとりのある街づくりに欠かせないことの一つとして取り組んでまいりたいと思います。

【御殿まり】
1613年(慶長17年)頃、御殿の奥女中たちが、手遊びに作った「まり」を御殿まりと言いました。
初めは遊具でしたが、あまりにも可憐で美しいため、次第に装飾用として愛玩されるようになりました。