民主党はどこへ行く

2004年5月12日

菅代表辞任

今日は、いきなり夏が来たような暑い一日でした
九州人のせいか、暑くなると俄然元気が出てきます

さて、連日メディアを騒がせている通り、菅代表が、とうとう辞任にまで追い込まれてしまいました
これまでの状況からすると、墓穴を掘り続けて、そこに突き落とされてしまったという感じでしょうか

ある政治家のHPで「菅さんは辻本議員の教訓を何も感じていなかったようだ、マスコミを利用するのは一番上手だったが、結局マスコミにやられてしまった」とも書かれていました
マスコミは味方だと過信したのは、大間違いだった訳です

その民主党ですが、党として年金法案の三党合意を了承したにもかかわらず、テレビで「やっぱり間違いだ」とか言ってる議員を見ていると、組織としては末期症状の様相を呈していると感じたのは私だけでしょうか
後継者選びもグチャグチャしてるようですし、もし参議院選挙を控えていなければ、分裂することは「間違いない!」と考えます

年金未納議員の問題ですが、我が党もひょっとしたらと思っていましたが、やはりいました
数ヶ月とはいえ、議員としての自覚と認識の甘さと考えます
ただ、これだけ多くの未納議員がでてくる状況を考えると、年金制度そのものに欠陥があることも事実です

今回の法案が通ったなら、よりよい年金にするため、次の改革へ向け、党派を超えて検討に取りかかって欲しいものです

ある方が言ってました「年金は、現在の銀行の預金金利と比べると、すごい利息が付くわけで、そう考えると払っても損は無いというふうに思えばいい
銀行は簡単に破綻するが、日本という銀行は簡単には破綻することはないだろうから、あとは政治家が本気出して頑張ればいい」・・・なるほどな、と思いました