別れの季節

2006年3月29日

卒業式
卒業式

卒業式

地元の小学校、中学校の卒業式に出席させていただきました

最近の卒業式は歌をたくさん歌います
それも、あまり馴染みのないものばかり
それを言うと、子どもたちから馬鹿にされます
私たちの頃は、歌と言えば「蛍の光」「仰げば尊し」が定番でした
いつの頃から歌わなくなったのでしょうか

今からうん十年前の中学校の卒業式で、閉会の辞の後、式次第になかった「仰げば尊し」を生徒会長の指揮のもと、卒業生全員で歌いました

教師にもPTAにも知らせず、密かに練習して当日を迎えました

いきなり卒業生全員が教師の方へ向き直り、歌い始めました

最初は何が起こったのかと驚いていましたが、やがて先生たちは顔をクシャクシャにして泣き始めました

それを見て、私たちも歌いながら涙していました
そうして、感動の卒業式は生涯の宝物の思い出となりました

卒業式で泣きじゃくる子どもたちの姿を見ていると、当時を思い出しました

長男も小学校を卒業です
子どもたちを取り巻く環境は、ますます厳しくなっていくばかりですが、親として、この卒業式の感動を胸に、すばらしいスタートを切って欲しいと願うばかりです