荒川線
都電荒川線へ初乗車
先日、ある会社を訪問するために都電荒川線を利用することとなりました
約束の時間ギリギリになったため、大塚駅から飛び乗った電車は行き先と反対の線
それとは気づかず、初めて都電に少々感激しながら窓の景色を眺めていました
「確か、2つ目の駅だった・・・はず、あれ!?」
大塚が始発と勘違いしていたことに気づいた時には、約束の時間を過ぎていました
そんなわけで、荒川線初乗りは少々情けない思い出になってしまいました
明治44年に王子電気軌道(株)の路線として開業し、最盛期には213Kmの営業距離だったものが、現在では三ノ輪橋から早稲田までの12.2Kmの1路線として残っています
沿線には古き東京の面影を残す名所があり、通勤通学だけではなく観光路線としても活躍しています
平均時速13.5Kmの都電は、めまぐるしく変わりゆく時代の中にあって、ちょっと大げさな言い方かもしれませんが、タイムマシンのように思われました
ちょっと走っては信号で止まり、踏切が降りるまで止まり、手をのばせば届きそうなほど近い家々の軒先
なんとも言えないほのぼのさを感じさせてくれる、思っていた通りの電車でした
今度、時間があればもう一度ゆっくりと乗ってみたいものです