わが家の家族

2006年12月16日

ポッキー
ポッキー

名前はポッキー

7年ほど前、実家に帰省していた家族を迎えに上野駅のホームで待っていると、電車から降りて来た娘の手に何やら大きいカゴが

そして姉弟が口をそろえて「ちゃんとお世話をするので飼ってもいいですか」とお願いするではありませんか

何の事やらとカゴをよく見ると、中には子猫が入っていました

これまで、お世話が大変なので小動物以外は飼わないということになっていました

連れて帰って来た以上、今更ダメとも言えず、わが家の一員として迎える事にしました

しかし、実家の裏の神社に捨てられていた、のら猫です
じっとしているわけもなく、すぐに家の中がメチャメチャに

元来猫好きな私としては、なんとか可愛がろうとするのですが、自分の気に入った時にしか近寄ってきません

そんな可愛げのないところが可愛い、きまぐれ猫ですが、今では、かけがえのない家族の一員として暮らしています

疲れて遅く帰宅したときなど、とても癒されます

最近、無責任にペットをすてる人がいます
人間の都合で飼われ、人間の都合で捨てられてしまうとは、ペットをモノとしか考えていないのでしょうか
悲しい事です

その感覚が、子どもに向けられた時、虐待や育児放棄、あげくの果てに殺害に至ってしまうように思えます

消費社会は、モノを大切にするという心を奪ってしまいました
同時に、生き物を慈しむという心も無くしていったのでしょうか
様々な事件を目にする時、もう一度、心のゆたかさを取り戻さなければ、もっと大変な社会になるのではと思ってしまいます

寝てるか、食べているかという幸せそうな毎日を過ごしている猫くんをみていると、時々うらやましくなって、ついいじめてしまいます(あ、可愛がっているだけですから(笑))