インフルエンザ予防接種
新型インフルエンザワクチン等の公費助成
感染者が1週間で100万人を超えるペースで増え続けるという、すさまじい感染力を持ったインフルエンザが国内を医療パニックに陥れています
政府も優先接種分のワクチンを確保しようとやっきになっていますが、感染者の増加に追いついていない状況です
やっとという感じで優先接種が始まりましたが、ワクチンの絶対量が不足しているため、感染のピークを迎えても、それを抑えられません
ともあれ、一刻の猶予も許されない中、杉並区として早急に対応すべく、他自治体に先駆けて、新型インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの一部公費助成が盛り込まれた補正予算を今議会で可決しました
区議会公明党は、これまで新型インフルエンザ対策に対して様々な要望をおこなってきましたが、今回も公明党を始めとする与党会派の「新型インフルエンザワクチン接種等の公費助成を求める緊急要望」に対し、その緊急性、重要性から区長が実施に踏み切りました
助成内容は以下の通りです
○ 新型インフルエンザワクチン
対象者
・ 妊娠中の方
・ 基礎疾患がある方
・ 1歳から小学校3年相当の小児
・ 1歳未満の小児の保護者
助成額は1回の接種につき1500円(1人2回まで)
○ 肺炎球菌ワクチン
対象者
・ 区内在住の65歳以上で、これまでワクチンの接種を受けていない方
助成額は4000円
新型インフルエンザの特徴は、子供たちの感染率が異常に高く、区内でも2校を除く全ての公立小中学校で学校閉鎖または学級閉鎖がおこなわれました
ややピークを越えたとはいえ、小学校での感染者は減らないようです
これから通常のインフルエンザのピークを迎えることとなりますが、地域医療体制がギリギリの状態で、ワクチンも新型用の生産を優先させていることから大変心配です