思いが、形に

2010年8月18日

救急情報キット
救急情報キット

救急情報キットの配布が開始

昨年の第3回定例会において、災害時要援護者(高齢者、障がい者)の安全確保の一環として、医療情報、診察券等を入れた「救急情報キット」の配布を提案しました

区としても要援護者への支援に有効であると判断し、半年間の検討・研究を重ねて、7月末より民生委員が聴き取りをしながらの「救急情報キット」の配布が開始されました

対象は要介護者と障がい者の方で、「地域たすけあいネットワーク(地域の手)」の登録者の方です

救急情報キットのボトルを冷蔵庫へ保管し、緊急時に到着した消防隊員や区の職員、要介護者支援員がその情報によって迅速な処置ができるようになります

小さな取組かもしれませんが、災害弱者と言われる方たちの安全安心が少しでも確保できればとの思いで提案させていただきました

高齢者の孤独死や所在不明が問題になっているところですが、今回の取組によって地域との繋がりが多少でも密になり、問題解決の一助となればと思っています
また、嬉しいことに障害者団体の方からも、大変喜んでいただけました