杉並区立浜田山小学校のAIロボット授業を視察させていただきました。
昨年議会で行なった私の「先進的なICTを活用した教育」についての一般質問が区の校長会で報告され、伊勢校長先生から「ぜひ当校の取り組みを見て欲しい」とお誘いを受けました。
浜田山小学校では、一昨年より慶応大学理工学部山口研究室と連携し、特色ある学校づくり事業として取り組んでいます。
昨年の第1回目の授業はTV放映を始め、各メディアでも取り上げられ話題になりました。
第2回目の今回、AIロボット「Nao」、アームロボット「JACO II」による、振り子の原理についての理科の授業は大変新鮮でした。
「Nao」に子どもたちが質問や指示を与え、その言葉を理解して考え方を導き出す補助的な役割を果たしながら、授業は進められました。
担任の先生の進め方も素晴らしいものでしたが、いつもは出来ない体験に興味や関心も高まり授業への集中力も増しているようでした。
当たり前のように「Nao」と楽しく接している子どもたちに、もし自分の時代にも有れば授業も楽しかっただろうなあと思ってしまいました。
理科が専門分野の校長先生は、多様性の中でのロボットがどのような役割を果たしていくのか、より良い社会環境を作るため、AIと共生する社会をつくるためのキッカケになればと考えられています。
新たな学びのあり方として、子どもたちがAIロボットとコミニュケーションを取りながら授業を受けるかたちは、近未来の学校の姿なのかもしれません。